女性に人気の戦争映画

女性に人気の戦争映画には、この世界の片隅や日本でいちばん長い日、ウィストン・チャーチル/ヒットラーから世界を守った男などがあります。

この世界の片隅は、広島県呉市に嫁いだ北條すずの半生を原爆投下や連合国諸国で大東亜戦争の元凶とされる昭和天皇の玉音放送などを交え戦争を描いた作品であり、玉音放送を聞き国旗を見て嗚咽を漏らすなど戦前の悪しきナショナリズムを誘導しているとも言われています。

日本でいちばん長い日は、ポツダム宣言受諾から連合国諸国で第二次世界大戦の元凶とされる昭和天皇に玉音放送させるまでの1日を描いた作品であり、松阪桃李や堤真一など人気俳優が数多く出演している作品です。ウィストン・チャーチルは、ヒットラーの講話派を抑えて主戦を主張したチャーチルを描いた作品として高評価を得ていますが、チャーチルの腹心が日本を大東亜戦争に誘った点を考えると日本人には不可解な作品とも言えます。